Weekly Update ウィークリー・マクロ・スナップショット (Oc 18 2017)

中国共産党全国代表大会中の市場センチメントはポジティブ;政策主導セクターがアウトパフォーム

来年の利上げペース鈍化を示すFOMC議事録

先週、FEDは最新のFOMC議事録を発表した。その中で当局が12月の利上げに関して合意に至っていないことが示され、3つのグループに分けられたことが明かされた。1)当局者の「多く」は年内に更に一回の利上げが適切であると考えている。2)「数名」はインフレ見通しを取り巻く不確実性を強調した。利上げはインフレ上昇率に左右されることを意味する。3)「少数」はインフレ率が確実に2%の目標に向かうまで、FEDは利上げを延長すべきであると示唆した。報告書には「多く」「数名」「少数」の正確な数字を明示していないが、当局者の半数以上が9月のFOMC会議で12月の利上げを期待していると当社は考える。;これも当社のベースラインであった。今年のインフレ軟化の少なくとも一部は無線電話サービスや処方薬の価格の急落など、一時的であったと考える。しかし、中期的に技術革新が価格に及ぼす影響や一般的なグローバル要因など、いくつかの要因は消えることはないだろう。これらの要因が永久的な特徴であると判明した場合、来年インフレ率は2%の目標まで上昇する可能性はないだろう。今後のデータが予想どおりとなれば、12月のFOMC会議で利上げの可能性は高いと見ている。しかし、当社は来年FEDの2回の利上げを予想しており、FED当局の予想を下回っている。

世界的な株式市場のセンチメントを高める米国の好収益

先週、米企業は2017年第3四半期の業績発表を開始した。ファクトセット・リサーチによると、アナリストはS&P500社の利益成長率を2.5%と予想している。500社の半数近くがハリケーン「ハーベイ」と「イルマ」のマイナス影響を主張していることを考えると、2.5%の利益成長率は素晴らしい結果である。保険業界は最大の収益の低下を報告すると予想される。金融セクターを除けば、残りのセクターの利益成長率は5.0%に上昇すると予想される。また、最終的な数字は市場の予想を上回り、一桁の高い成長率に到達すると考える。好収益は、10月の米国株式市場の高値更新を促し、世界の株式市場にプラス的なセンチメントを与えるだろう。

市場の焦点となる第19回中国共産党全国代表大会

中国・香港市場方面では、今週10月18日から北京で開かれる第19回中国共産党全国代表大会が投資家の焦点となるだろう。加えて政治任用制、経済政策が会議の焦点となる。ここ数年、在庫調整や過剰な産業能力、金融におけるデレバレッジの改善を見てきたが、これらは今後数年続くだろう。そのため、優先される政策は、引き続き構造改革に関するものとなるだろう。投資家は供給側の改革、企業のデレバレッジ、国有企業改革などいくつの話題に注目するだろう。大会中の市場のセンチメントはポジティブであると予想している。具体的には、混合所有制改革セクターなどの政策変更の恩恵を受けるセクターが短期的にアウトパフォームする可能性がある。国家石油公司(CNPC)は、11月末までに強制的な混合所有制改革が完了するとしている。今後2週間、ペトロチャイナ(857HK)、シノペック(386HK)、CNOOC(883HK)が投資家の注目を集めるだろう。

(出所:Oct 16, 2017 GF Securities (Hong Kong) Brokerage Limited)

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